先日、大嘗宮一般参観&秋の皇居乾通り一般公開に行ってきました!
皇居東御苑に作られた大嘗祭(だいじょうさい)の舞台である大嘗宮(だいじょうきゅう)の一般参観が11月21日に始まっています。
大嘗宮の公開は、11月21日から12月8日の18日間。
大嘗宮は大嘗祭のために作られたもので、一般参観が終わった後に取り壊されます。
ということで、この18日間を逃したら二度と見る機会はありません。
また、11月30日から12月8日の9日間は、皇居乾通りも公開されています。
今回お伝えしたいポイントとしましては:
ココがポイント
- 朝08:00過ぎに行けば、08:50の坂下門の開門に待ち時間なく入場出来る
- 坂下門を入ってすぐのところで皇居宮殿の入口を見ることが出来る
- 大嘗宮は意外と大きく見応えあり
- 朝一番に行けば大嘗宮も待ち時間なく見れる
- ゆっくり歩いて見れば所要時間は約1時間
- 実は紅葉の美しい場所は乾通りではなく二の丸公園
今回の記事ではたくさんの写真と動画(準備出来次第公開)で大嘗宮一般参観&秋の皇居乾通り一般公開の様子を紹介します。
大嘗宮一般参観&秋の皇居乾通り一般公開の様子をまずは動画で見たいという方はこちら
今回の体験を動画でまとめましたので、映像で見たい方はこちらをご覧頂ければと思います。
11分と少し長めですが、最寄り駅からのアクセスと、行列の様子、乾通りの紅葉、大嘗宮、二の丸庭園の紅葉などすべて網羅されています。
実施時期
<大嘗宮一般参観>11月21日(木)から12月8日(日)の18日間
<皇居乾通り一般公開>11月30日(土)から12月8日(日)の9日間
実施時間
<大嘗宮一般参観>午前9時から午後4時(入場は午後3時まで)
<皇居乾通り一般公開>午前9時から午後3時30分(入場は午後3時まで)
詳しくは宮内庁HPをご覧下さい。
大嘗宮一般参観&秋の皇居乾通り一般公開の入口への行き方
まず注意ポイントとしましては:
「皇居乾通り一般公開」と言っても乾門から入るのではない
と言うことです。
「そんなの間違わないけど」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は危うく間違うところでした。(笑)
正しくは「坂下門」から入ります。
最寄り駅は千代田線「二重橋前駅」です。
アクセス:最寄り駅・出口は「二重橋前駅B6出口」
二重橋前駅B6出口を出ますと、二重橋までストレートにドンと開けた道がありますので、まず間違えることはありません。
美しい松が生えているエリアを左手に真っ直ぐ進みますと、
二重橋前交差点。
二重橋前交差点の横断歩道を渡り、赤いコーンの流れに沿って進みます。
こちらは、先日開催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で天皇皇后両陛下がお出ましになった二重橋ではありませんか。
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平日朝08:00過ぎに行けば人がかなり少なくてオススメ
ズンズン進みますと、白いテントが見えてきます。
見て下さい、朝08:00過ぎに行けばこんなにまだ人が少ないんです。
簡易トイレも完備
並ぶ場所にも簡易トイレがありますので、トイレが心配な人も安心ですね。
荷物チェック・ボディチェックは朝08:35から始まる
と思われるかもしれませんよね。
待ち時間なく入門出来た!
2回のセキュリティーチェックが終われば、坂下門には08:42には到着。
08:50の開門まであっという間な感じでした。
入口すぐのところで地図がもらえる
ちなみに、坂下門を入ってすぐのところに、青と白のストライプの屋根のテントがありまして、そこで地図を配布しています。
この日は英語版しかありませんでしたが、通常は日本語版もあるようです。
見所ポイント① 皇居宮殿
この光景、見覚えありませんか?
先日2019年11月10日の天皇皇后陛下のパレードで最後に到着したのが、ここ皇居宮殿です。
坂下門を入ってすぐの場所に、「皇居宮殿」があります。
ちゃんと「宮殿」という看板があるので、見逃すことはないと思います。(笑)
見所ポイント② 乾通りの紅葉
こちらが乾通り。
テレビでこんな光景をご覧になったことがあるかと思います。
広くて真っ直ぐな1本道です。
正直、紅葉はそれほどじゃないかなって感じ。
乾通りの紅葉の様子を50秒の動画で
乾通りの紅葉がどんな感じか50秒の動画でご覧頂けます。
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大嘗宮に行くなら途中右に曲がること
例年はこの乾通りを直進して乾門から出ることになりますが、大嘗宮に行く場合は途中で右へ進みます。
大嘗宮に行くまでの道中には、美しい竹があったり、
江戸城があった時にはここは大奥の脇にあり、火事の時に大奥の調度品を移動するための空間だった「石室」などもありました。
秋に咲く桜?など、乾通りとはまた違った景色を見ることが出来ます。
見所ポイント③ 大嘗宮
こちらが大嘗宮の全体を撮影した写真。
意外と大きな建物だと想像して頂けると思います。
かなりぐるっと大回りして大嘗宮に行きます。
朝一番に行けば待ち時間なく見れる
90分待ちとも言われる大嘗宮ですが、朝一番で行けば待ち時間なく見れます。
かなり立派な建物で大嘗祭を1回やっただけで取り壊してしまうのはかなりもったいないです。。。
地図を見てもイマイチどこがどれなのか分かりませんでした。(笑)
こちらは横から見た大嘗宮。
後ろ側も見ることが出来ます。
大嘗宮一般参観の様子を動画でどうぞ
大嘗宮一般参観の平日朝09:30の様子を動画で撮影してみました!
これから行かれる方にとってはどれくらい混雑しているのかご参考になるかと思います。
また、行けなかった方にもどのような感じか見て頂けたら幸いです。
見所ポイント④ 二の丸公園
紅葉を楽しみたいという人にオススメなのが、実は大嘗宮のあとに見れる光景。
こんな石垣を見ながらズンズン大手門のほうへ進みます。
この「二の丸公園」は乾通りより感動が大きかったです。
ちなみに二の丸公園なら一般開放の時以外でも大手門から入れます。
昼休みにお弁当を持って行って二の丸公園で良く食べていました。(笑)
ベンチがありますので、大嘗宮を見たあとの休憩場所にオススメです。
4つの門から出ることが出来る
出口は:
- 乾門
- 北桔橋門(きたはねばしもん)
- 平川門
- 大手門
から出ることが出来ます。
大手門が地下鉄の駅やJR東京駅にもアクセスが良く一番便利かもしれません。
所要時間はどれくらいかかった?
今回は写真をパチパチ撮りながらゆっくり歩いて約1時間ほどかかりました。
坂下門から大嘗宮までは約900m、坂下門から乾門までは約750mと結構歩きます。
気温はどうだった?服装はどうする?
この日の天気予報は最高気温16度でしたが、朝からとても温かく、朝09:30の時点では日差しが強く思わずダウンコートを脱ぎました。
天気が良いと日差しも強く気温も上がるので、温度調節が出来るような服装で出かけることをオススメします。
道中にまあまあ斜度のある坂道もありますので、歩きやすい靴はマストです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
少しでも大嘗宮一般参観&秋の皇居乾通り一般公開の様子が伝わりましたら光栄です。
私は今回初めて皇居乾通り一般公開に行きましたが、紅葉を見ることを目的とした視点での正直な感想としては「1回行けばいいかなあ」というところでしょうか(笑)。
紅葉を楽しむだけなら、東京なら六義園や小石川後楽園などの方が見応えあります。
ですが、今回は大嘗宮一般参観がありましたので、おそらく一生の中で二度とない機会を体験出来て良かったと思います。
天気にも恵まれ、朝一番からとてもいい時間を過ごせました。
平日の朝08:00に行くことで、スムーズに見学することが出来て快適でしたしね。
都合がつくようでしたら、平日朝に是非行ってみて下さい!!